映画『ノースマン 導かれし復讐者』オフィシャルサイト
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運命に打ち勝て

        アレキサンダー・スカルスガルド
        ニコール・キッドマン
        クレス・バング
        アニャ・テイラー=ジョイ
        イーサン・ホーク
        ビョーク
        ウィレム・デフォー
「ライトハウス」「ウィッチ」ロバートエガース|監督作

映画『ノースマン 導かれし復讐者』

一人の男の心震える復讐の旅路が、いま、始まる―― 《没入感MAX!!》リベンジアクションエンターテインメント!
PG12
英ビリング
脚本:ショーン、ロバート・エガース 配給:パルコ ユニバ―サル映画 宣伝:スキップ 脚本:ショーン、ロバート・エガース 配給:パルコ ユニバ―サル映画 宣伝:スキップ
2023年1月20日(金)公開
3.29Wed ダウンロード先行配信 4.19Wed Blu-ray&DVDリリース
3.29Wed ダウンロード先行配信 4.19Wed Blu-ray&DVDリリース
Filmarks初日満足度ランキング第3位
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Introduction|イントロダクション

『ライトハウス』ロバート・エガース監督、
初のアクション大作!× 超豪華キャスト競演!

北欧の壮大な大地を舞台に繰り広げられる、
一人の男の心震える復讐の旅路 ――

 『ウィッチ』(15)、『ライトハウス』(19)で全世界に衝撃を与えた超個性派の天才映画監督ロバート・エガース最新作は、北欧を舞台に展開する壮大なスケールのファンタジー巨編!スカンジナビアの神話やアイスランドの英雄物語、ヴァイキング伝説をベースにした復讐譚で、エガース監督は初のアクション大作に挑戦する。

 北米では2022年4月に劇場公開されるや5週連続TOP10入りを果たし(Box Office Mojo調べ)、米映画批評集計サイト「Rotten Tomatoes」では89%フレッシュを記録(2022年11月11日時点)。エガース監督にとって、内容面でもスケール面でも新境地を切り開いた作品となった。

 そして、錚々そうそうたるキャスト陣にも注目だ。主演&製作を兼任するのは『ゴジラvsコング』(21)などで知られるスウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルド。エガース監督の『ウィッチ』からアニャ・テイラー=ジョイ、『ライトハウス』からウィレム・デフォーが再登板し、『スキャンダル』(19)のニコール・キッドマン、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)のクレス・バング、『ブラック・フォン』(21)のイーサン・ホーク、歌手で『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)主演も務めたビョークという超豪華な顔ぶれが物語を彩る。

 父を目の前で殺された王子アムレートが辿る数奇な運命と、壮絶なる復讐の旅路。その果てに待ち受ける、想像を絶する結末とは――。アレクサンダー・スカルスガルドらキャスト陣による怒涛のアクションと、ロバート・エガース監督ならではの圧倒的映像美で魅せる、《没入感MAX》リベンジ・アクション・エンターテインメントがいよいよ日本上陸!

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Trailer|予告映像

  • 予告編(60秒)
  • 予告編(30秒)
  • 『ヴィンランド・サガ』コラボ予告
  • レビュー予告
  • 特報

Story|ストーリー

父王を殺され、母をさらわれた男が、
復讐に立ち上がる!
その旅路の果てに待つ運命とは?

 9世紀、スカンジナビア地域にある、とある島国。

 若き王子アムレート(オスカー・ノヴァク)は、旅から帰還した父オーヴァンディル王(イーサン・ホーク)とともに、宮廷の道化ヘイミル(ウィレム・デフォー)の立ち会いのもと、成人の儀式を執り行っていた。しかし、儀式の直後、叔父のフィヨルニル(クレス・バング)がオーヴァンディルを殺害し、グートルン王妃(ニコール・キッドマン)を連れ去ってしまう。10歳のアムレートは殺された父の復讐と母の救出を誓い、たった一人、ボートで島を脱出する。

 数年後、怒りに燃えるアムレート(アレクサンダー・スカルスガルド)は、東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返す獰猛なヴァイキング戦士の一員となっていた。ある日、スラブ族の預言者(ビョーク)と出会い、己の運命と使命を思い出した彼は、フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知る。奴隷に変装して奴隷船に乗り込んだアムレートは、親しくなった白樺の森のオルガ(アニャ・テイラー=ジョイ)の助けを借り、叔父の農場に潜り込むが…。

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Cast & Characters

Character Chart
相関図
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Alexander Skarsgård as Amleth
アレクサンダー・スカルスガルド as アムレート

1976年8月25日生まれ、スウェーデン・ストックホルム出身。HBOの「ジェネレーション・キル」(08)、「トゥルーブラッド」(08〜14)などでその名を知られるようになる。2017年、ニコール・キッドマンらと共演したHBOのTVシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ」(17〜19)でゴールデングローブ賞、エミー賞、放送映画批評家協会賞、全米映画俳優組合賞などに輝く。主な映画出演作にラース・フォン・トリアー監督の『メランコリア』(11)、ピーター・バーグ監督の『バトルシップ』(12)、『ザ・イースト』(13)、『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(14)、デヴィッド・イェーツ監督の『ターザン:REBORN』(16)、ダンカン・ジョーンズ監督のNetflix映画『Mute/ミュート』(18)、アダム・ウィンガード監督の『ゴジラvsコング』(21)など。BBCのミニ・シリーズ「リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ」(18)やスティーヴン・キング原作の「ザ・スタンド」(20〜21)にも出演している。

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Nicole Kidman as Queen Gudrún
ニコール・キッドマン as グートルン王妃

1967年6月20日生まれ、米ハワイ州ホノルル出身。フィリップ・ノイス監督『デッド・カーム/戦慄の航海』(89)で注目を集め、ハリウッドに渡る。ガス・ヴァン・サント監督『誘う女』(95)、バズ・ラーマン監督『ムーラン・ルージュ』(01)、アーロン・ソーキン監督『愛すべき夫妻の秘密』(21)でゴールデングローブ賞を受賞。スティーヴン・ダルドリー監督『めぐりあう時間たち』(02)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞受賞。HBOのTVシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ」(17〜19)では製作総指揮も兼任し、ゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞、エミー賞など数々の賞に輝いている。その他の映画出演作に『アイズ ワイド シャット』(99)、『ラビット・ホール』(10)、『ある少年の告白』(18)、『アクアマン』(18)、『スキャンダル』(19)など。TVシリーズは、HBOの「フレイザー家の秘密」(20)、米Huluの「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」(21)などに出演。

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Claes Bang as Fjölnir
クレス・バング as フィヨルニル

1967年4月28日生まれ、デンマーク出身。デンマーク国立舞台芸術学校で演技を学び、北ヨーロッパの映像作品や舞台を中心に活躍。その後、カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いたリューベン・オストルンド監督『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)の主人公クリスティアン役でブレイク。ヨーロッパ映画賞では男優賞を受賞した。2018年、フェデ・アルバレス監督『蜘蛛の巣を払う女』でクレア・フォイと共演、ユリウス・セフチック監督『The Glass Room(原題)』でカリス・ファン・ハウテンと共演。2019年には『The Burnt Orange Heresy(原題)』、2020年には『最後のフェルメール ナチスを欺いた画家』『The Bay of Silence(原題)』に出演。ダグ・リーマン監督『ロックダウン』(21)ではアン・ハサウェイ、キウェテル・イジョフォーと共演した。主なTVシリーズ出演作品に「コペンハーゲン/首相の決断」(10〜13)、「THE BRIDGE/ブリッジ」(11〜18)。また、Netflixシリーズ「ドラキュラ伯爵」(20)では主役を務めた。Apple TV+のシリーズ「バッド・シスターズ」(22〜)でも存在感を示す。

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Anya Taylor-Joy as Olga
アニャ・テイラー=ジョイ as オルガ

1996年4月16日生まれ、米フロリダ州マイアミ出身。ロバート・エガース監督作『ウィッチ』(15)で映画界に彗星のごとく現れ、ゴッサム・インディペンデント映画賞ブレイクスルー演技賞、エンパイア賞新人女優賞などに輝いた。Netflixのリミテッド・シリーズ「クイーンズ・ギャンビット」(20)は配信開始28日間で6,200万世帯で視聴され、ゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞を受賞した。2023年4月28日公開『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではピーチ姫の声を演じるほか、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)のスピンオフ『Furiosa(原題)』ではタイトルロールで主演を務める。その他の主な映画出演作に『モーガン プロトタイプ L-9』(16)、M.ナイト・シャマラン監督の『スプリット』(16)と『ミスター・ガラス』(19)、『EMMA エマ』(20)、『ニュー・ミュータント』(20)、エドガー・ライト監督の『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)、『ザ・メニュー』(22)、『アムステルダム』(22)などがある。

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Ethan Hawke as King Aurvandil
イーサン・ホーク as オーヴァンディル王

1970年11月6日生まれ、米テキサス州オースティン出身。これまでにアカデミー賞に4度ノミネートされ、脚本家、監督、プロデューサー、小説家としての顔も持つマルチタレント。『エクスプローラーズ』(85)で映画初出演。『魂のゆくえ』(17)でインディペンデント・スピリット賞ほかで最優秀男優賞を多数受賞している。2020年、出演、製作総指揮、共同脚本を担当したSHOWTIMEのリミテッド・シリーズ「The Good Lord Bird(原題)」でピーボディ賞などを受賞。主な映画出演作はリチャード・リンクレイター監督による3部作『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(95)、『ビフォア・サンセット』(04)、『ビフォア・ミッドナイト』(13)や、『いまを生きる』(89)、『リアリティ・バイツ』(94)、『ガタカ』(97)、『トレーニング デイ』(01)、『6才のボクが、大人になるまで。』(14)、『ブラック・フォン』(21)、『レイモンド&レイ』(22)など。ディズニープラスのシリーズ「ムーンナイト」(22)にも出演。ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリと共演するNetflix映画『Leave the World Behind(原題)』が待機中。

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Willem Dafoe as Heimir the Fool
ウィレム・デフォー as 道化ヘイミル

1955年7月22日生まれ、米ウィスコンシン州出身。これまでに100以上の映画に出演し、多彩な役をこなしてきた演技派。1980年の『天国の門』で俳優デビューを飾るも、出演シーンはカットされた。『プラトーン』(86)、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(00)、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17)、『永遠の門 ゴッホの見た未来』(18)で4度アカデミー賞にノミネートされている。主な映画出演作に、『最後の誘惑』(88)、『ミシシッピー・バーニング』(88)、『ワイルド・アット・ハート』(90)、グリーン・ゴブリンを演じた『スパイダーマン』(02)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)、ウェス・アンダーソン監督の『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)などがある。また、ニューヨークを拠点とする劇団ウースターグループの創設メンバーの1人でもあり、1977年から2005年にかけて同劇団の全ての創作、演技に携わるなど、演劇の世界でも活躍している。

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Björk as The Slav Witch
ビョーク as スラブ族の預言者

1965年11月21日生まれ、アイスランド・レイキャビク出身。幼少期から音楽を学び、1977年、11歳の時にファースト・アルバムをリリース。その後、ザ・シュガー・キューブスなどいくつかのバンドを経て、1993年にアルバム『デビュー』を発表。以来、2022年の『フォソーラ』まで10枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。『デビュー』は全世界で2000万枚以上を売り上げ、その後4度のブリット・アワード、4度のMTVビデオ・ミュージック・アワードを受賞、2010年にはスウェーデン王立音楽アカデミーよりポーラー音楽賞を授与された。ラース・フォン・トリアー監督『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)で目の不自由な女性セルマを演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞、アカデミー賞歌曲賞にノミネート。映画出演は同作以来となる。その他の映画出演作品に、アイスランドでTV放映された刑務所ドラマ『Broken Glass』(88)、ニーツチュカ・キーン監督の『ビョークの「ネズの木」~グリム童話より』(90)がある。

Filmmakers

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Director: Co-Writer: Robert Eggers
監督/共同脚本 : ロバート・エガース

1983年7月7日生まれ、米ニューハンプシャー州出身。ブルックリンを拠点に活動する脚本家、映画監督。NYの劇場で演出やデザインを手掛け、次第に短編映画や、映画のデザイナー、テレビ、出版、劇場やダンスなどの分野でも活躍するようになる。アニャ・テイラー=ジョイを主演に迎えた『ウィッチ』(15)で監督&脚本を務めて長編映画デビュー。同年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、監督賞を受賞、批評家からも大絶賛を浴びた。また、インディペンデント・スピリット賞で第一回作品賞、脚本賞をW受賞。続く『ライトハウス』(19)は、カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞(批評家週間・監督週間)に輝いたほか、米アカデミー賞、英国アカデミー賞の撮影賞にもノミネートされた。次回作としてF.W.ムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』(22)のリメイク企画が進行中。ビル・スカルスガルド、リリー=ローズ・デップ、ニコラス・ホルトらが出演するとされている。

Co-Writer: Sjón
共同脚本 : ショーン

1962年8月27日生まれ、アイスランド出身。レイキャビクを拠点に、様々な文学作品や映画脚本を手掛ける。彼の小説や詩は40以上言語に翻訳されており、『The Blue Fox(英題)』『From the Mouth of the Whale(英題)』『Moonstone(英題)』『CoDex 1962(原題)』などで北欧理事会文学賞ほか多数の賞を受賞している。2017年、ノルウェイを拠点にした100年間に及ぶプロジェクト「Future Library」において、マーガレット・アトウッド、デヴィッド・ミッチェルに続く3人目の作家に選ばれた。ラース・フォン・トリアー監督『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)が歌曲賞にノミネート(ショーンは作詞を担当)。最近ではカンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞したノオミ・ラパス主演『LAMB/ラム』(21)で脚本を執筆。同作はアカデミー国際長編映画賞のアイスランド代表作品に選ばれるなど話題を呼んだ。現在は、『ボーダー 二つの世界』(18)のアリ・アッバシ監督が手掛ける『ハムレット』の脚色を担当している。

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comment

*順不同・敬称略

溜め息の出る世界観!
究極の復讐を炙り出すダークなトーン!

スカンジナビアの神話を元に、伝説や伝承、民話を散りばめたメタ的北欧ファンタジー西部劇!ロバート・エガース監督の経歴は、全て本作ための試行実験だった?!
撮影技法、キャスティング、VFX、彼は本作を撮るために“映画の剣”を研ぎ、自らの“肉体改造”を行なって来たようだ。その剣も肉体も切れ味は鋭い!

小島秀夫
ゲームクリエイター

これが『ハムレット』の原典!
でも「生きるべきか死ぬべきか」なんて悩まない!

ヴァイキングだから、「ヴァルハラで会おう!」と雄叫び上げて戦いまくるぞ!

町山智浩
映画評論家

とことんリアルな『マイティ・ソー』か?さらに野蛮な『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』か?

鬼才ロバート・エガース監督は自身の強烈な作家性を何一つ犠牲にすることなく、常識破りのアクション・エンターテインメント映画を作り上げてみせた。

宇野維正
映画ジャーナリスト

骨太で重厚。 ハラハラしながら見守りました。

そしてなんと…ビョーク!!!
かっこいい!

ヒグチユウコ
画家・絵本作家

「ヴァイキングとは、ベルセルクとは、北欧戦士とは何なのか」を突き詰めた物語にして『コナン・ザ・グレート』meets『ハムレット』な復讐譚ワンダーランド!

リアリズムとエンタテインメントの両立が美しい。

丸屋九兵衛
万物評論家/ファンタジー愛読者

なんという野蛮な映画…!(褒めています)

ヒーロー映画で学んだ北欧神話の世界ですが、生まれ持った環境やしがらみを断ち切ろうとする戦いには共感できる人も少なくないはず。
人間の皮をかぶった獣たちの壮絶すぎる戦いの中で、アニャ・テイラー=ジョイの強気な輝きがまぶしい!

三原勇希
タレント/ラジオDJ

衣服、織物、農場の様子など、各所に細かく盛り込まれたヴァイキング文化がリアルで、まるで当時の世界に迷い込んだよう。

現実の中に神話と伝説が混ざり込む。いろいろなアクションと儀式の中でも、熊の毛皮を着た戦士ベルセルカーがたまりません。

あまりにも野生的な描写に大興奮でした。

本山知輝
日本ヴァイキング協会

待ってたぞロバート・エガース監督!

魔女がテーマとなった「ウィッチ」で僕は虜になりました!今作のテーマは血肉沸き踊るヴァイキング!
男の復讐を誓った眼の迫力に興奮する。
あまりにも生々しい戦い、肉体は美しいほど。 クライマックスのバトルは目に焼き付く!

暴力&狂気の最凶アクション映画!鑑賞後は肩で風切って歩く事間違いなし!

都市ボーイズ
オカルトYouTuber

崇高さすら感じさせてくれる、徹底した野蛮さに感服しました。ひ弱な理想論など全く通用しない、弱肉強食の世界。 演技も演出もカロリー満点、たっぷりこってりなバイオレンスがたまりません。

特にラストの決闘シーンは必見。強烈な終局でした。早くも今年のベストワン候補に出会えました!

春日太一
時代劇研究家

異能監督ロバート・エガースにハズレなし!
大作でもまったく問題なし、どころかさらに凄い!

奇才変態脚本家ショーン(『LAMB/ラム』)と組んで、超絶エグい北欧神話の血塗られた世界を狂熱のテンションで描く傑作です!

森直人
映画評論家

壮観! 神話的な世界が禍々しい肉体のエンターテインメントとなって、今こそ見るべき物語に変貌する。

山崎まどか
コラムニスト

圧倒的な音量と音圧に襲われる男たちの映画。
だがその血まみれの世界のさらにその先にあるはずの、自分たちの世界を見つめる女性たちの視線に撃たれる。未来は彼女たちとともにあるのだ。

夢ではない。いや夢だからこそ現実なのだと彼女たちの姿が語る。その厳しさと痛みとそれ故の希望に心震えるばかりだ。

樋口泰人
映画評論家/boid主宰

この映画、ヤバ!ヤバ!!野蛮!!!

火山よりも怒り爆発なマッスル男が繰り広げる、獰猛で残酷な血塗れた復讐譚に身体も心も震えたよ!

ロバート・エガース監督が手掛ける、緻密な世界観と映像はまさに、ノンフィクション神話!! アニャの美しさ、スカルスガルドの腹筋も神々しくて思わず拝んじゃいました

あんこ
映画大好き芸人

スペクタクルで神秘的な映像。そのなかで繰り広げられる血まみれの復讐劇は、黒澤明と北欧メタルの出会い。

復讐の鬼になった王子に負けないくらい、強烈な存在感で迫る女性たち(巫女姿のビョーク!)からも目が離せない。

村尾泰郎
映画/音楽ライター

オーディン、フレイ、ノルン……北欧の神々が崇拝されていたヴァイキング時代へタイムトリップするみたい。宇宙樹ユグドラシルやルーン文字、英雄の魔剣なども象徴的に映像化されていて、ドキドキします。リアルです。北欧神話ファン必見です。

杉原梨江子
作家

名優から個性派までの俳優陣、アートの領域に入り込んでいるとも言える美術と撮影、ヴァイキング伝説をベースにした物語の進行に深みと奥行きを与えている音楽、、、何もかもがひとつになって驚くべき映画が生まれた。

監督ロバート・エガースの手腕には心から脱帽。マジカルな137分を堪能して欲しい。

立川直樹
プロデューサー・ディレクター

すべてのヒロイック・ファンタジーはフランク・フラゼッタを目指す、というのは過言ではないが、本作は「フラゼッタ的なもの」に最も肉薄した驚くべき作品として記憶されるだろう。

そして「フラゼッタ的」でミスティカルな世界が常にそうであるように、本作もキリスト教以前、ペイガニズムと幻想が支配する時代にのみ存在し得た、気高く雄々しく血なまぐさい真の英雄の姿をまざまざと見せてくれるのである。

高橋ヨシキ
映画評論家/アートディレクター/サタニスト
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